3月8日は 何の日?

昨日、3月8日は、調香教室でした。
「今日は、何の日か知ってますか?」
開始そうそう、先生が尋ねてきました。
「今日は、何の日か知ってますか?」
先生の質問だから、香りに関するイベントだよなぁ〜。
と、思いつつ、
う〜ん、確信がなくても、つい言っちゃう傾向がある私。
「国際女性デー?」って、言っちゃたよ。
チ〜〜ン
でも、そこは、ジェントルマンな先生。女性に優しい。
「そう、そう。その元になったのは、イタリアでは、3月8日に男性から特別な女性に、
ミモザの花を贈る習慣があったんですよ。
3月8日はミモザの日。
そこから、来てるの。」
そして、先生は、演台の陰から、一輪の満開のミモザの花を取り出して、
みんなのテーブルを回って、香りを嗅がしてくれました。
お花も、葉っぱもかわいい。
フレッシュでさわやかな香り。
甘〜い花の香りではなく、春の芽吹きをイメージさせるような香り。
ミモザの日だから、ミモザを入れたフレグランスに課題変更
以前も天候に合わせて変えてくださったこともあった。
この臨機応変が、ステキです。
そして、わざわざ、ミモザを買ってきてくださったようでした。
先生のお宅のミモザもやっと蕾みに黄色が見えてきた頃だそうで、大阪の路地栽培で花が咲くのはまだ先のようです。
(ここ数年、年々値段が高くなっているそうです。)
「部屋にこもってないで、自然の香りを体験しなきゃ」
先生が昔、ブロバンスに調香の勉強をされていた頃、「師」が、言われていたことだそうで、
ブロバンスからニースへ向かう途中に、ミモザで有名なタヌロン山があるそうで、
ある日、ミモザがちょうど最盛期という話を耳にした「師」は、
突然、もう今日の調香はいいよ、「今日は、ミモザ見物だ!」
「師」の車に弟子たちを乗せて、丘全体が黄色に染まる
ミモザの山=タヌロン山へと繰り出したそうです。
南仏では、1月ごろから花が咲くのだそうですよ。
フレッシュ フローラル グリーン
実習は
ミモザのアブソリュートを使った香水。
ミモザ・アブソリュートは、お花の甘さはない香りです。
扱うのが難しい香りなんだそうです。
今日は、こっちが多いとバランスを失うなぁ〜というのが、
ムエットを嗅ぐと、なんとなくわかって、
久々のパーフェクト!
とっても爽やかな香りに出来上がりました。
消毒用エタノールを入れて、1か月寝かせます。
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毎月一つ、香水教室に通って香水を作ること約9年。
そこで得たり感じたりした香りや香水についてのいろいろを、少しづつお伝えします。
お伝えする内容は
(1)香水の扱い方、歴史などミニ知識
(2)季節の香り
(3)プレゼントした香水のミニ解説
月2回ほど、毎回、(1)と (2)or(3)について綴ってまいります。