子どもの「マルトリートメント」には光が当たって来はじめた

子どもへの不適切な養育
児童虐待

今まさに、
起きている事に対して

何かできないだろうか?
どうしたら良いのだろうか?

緊急性もありますし

多くの人がそれを考え
優先する事は理解できます。

私自身も大きな問題だと思っています。

「いじめ」も「虐待」も

当事者にとっては
筆舌に尽くし難いくらいに
辛く苦しいことですし、

知り得た者は、
あまりの酷さに
絶句することさえもあります。

(今、文字にするにも言葉で
伝わらないような気さえする)

あなたが「マルトリートメントだったのでは?」と感じることは
あなたにとって大切なことです

だからと言って
20年前30年前、

50〜60年前でも


「あなたにとって辛いこと」
「今、向き合いたいこと」
「今、扱いたいこと」

そうであれば、

いつでも
誰でも、
他人にとっては小さなことでも、

振り返って
小さなあなたに

手を差し伸べて良いのです。

些細なことや

小さなきっかけが、

あなたの毎日を
今より快適にしてくれることもあります。

NHKの健康番組でも2週間前に取り上げられています。

リンクを貼っておきます

【特集】“子どもの脳”を守れ 脳科学が子育てを変える  2021年7月12日
見えてきた 子どもの脳を回復させる道筋
脳はマルトリートメントの影響をどう受けるのか

最下部に
文章も載せておきます。

最近書きました記事↓

「マルトリートメント」のお問い合わせありがとうございます

以前書きました記事 ↓

あなたのせいではない「マルトリートメント」だった可能性 2017年11月29日

音声で

私が尊敬する
故 西尾和美先生の

「今日1日のアファメーション〜自分を愛する365日〜」
こちらを

私が朗読する形で
お届けしています。

こちらは、
1996年12月25日発行 (有)ヘルスワーク協会
から出されているものですが、

文庫本版も発行されています
心の傷を癒すカウンセリング366日 (講談社+α文庫)
(2月29日があるなど、若干の違いがあります)

心の健康度を上げるために
毎日、耳から受け取る
そんな方法も試していただけたらと思っています。

人生の何かの場面で、突然気づくこともあります。

オレンジブロッサム こころのカウンセリングでは、

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以下、3つの記事を(文字のみ)転載

【特集】“子どもの脳”を守れ 脳科学が子育てを変える

体罰や暴言、育児を放棄するなどのネグレクト。こうした行為が子どもの脳を傷つけることが脳科学の画像診断から明らかになってきました。どのようにして脳は影響を受けるのか、神経回路や免疫機能のメカニズムの解明も始まっています。一方で脳の傷は修復できると考え、成果を上げてきた医師たちの言葉から、脳の回復を助けるヒントも見えてきました。NHK「サイエンスZERO」の内容を記事で詳しくお伝えします。

Eテレ 7月11日(日)午後11時30分
サイエンスZERO『“子どもの脳”を守れ 脳科学が子育てを変える』

“マルトリートメント”で傷つく子どもの脳

体罰や暴言、夫婦げんかを見せるなどの不適切な養育=マルトリートメントが、子どもの脳に深刻なダメージを与える可能性が脳科学の画像診断で明らかになってきました。問題行動や親子関係の悪化にもつながることも分かり、問題の深刻さが見えてきました。

マルトリートメントとは?

しつけのために体罰を与える、つい感情的になって子どもに暴言をぶつける、子どもの面前で激しい夫婦げんかをする・・・。これらは「マルトリートント」と呼ばれる行為です。マルトリートメントとは直訳すると“不適切な扱い方”。つまり子どもに対する避けたい関わりの総称です。

いわゆる「虐待」は自分に関係がないと思っていても、例に挙げたようなマルトリートメントには身に覚えのある方も多いのではないでしょうか。しかし虐待はマルトリートメントの程度や頻度が大きくなったもので、地続きの関係にあると言えます。

マルトリートメントの種類に応じて変形する子どもの脳

生まれた直後は大人の3分の1ほどの重さしかない赤ちゃんの脳。その後10歳ぐらいまでに大人とほぼ同じ大きさになり、30歳ごろまでかけて社会性の備わった大人の脳に成熟していきます。この発達期間、脳は周囲の環境の影響を非常に受けやすいと考えられます。

近年脳科学の研究分野で、マルトリートメントが子どもの脳にどんな影響を与えるかが明らかになってきました。

脳科学者で臨床医でもある友田明美さん(福井大学子どものこころの発達研究センター教授)はハーバード大学と共同で、虐待が脳に与える影響を調べました。

虐待を受けた経験がある1500人の中から「体罰」「暴言」など特定の行為のみを受けた人を抽出。MRIで脳の画像を撮影して分析し、虐待を受けていない人の脳と比較したところ、脳の特定の部位に「萎縮」や「肥大」といった変形が見られることが分かったのです。

たとえば平均で8年間、あざができるほどの厳しい体罰を受けたグループでは、理性をつかさどる脳の前頭前野の一部が平均19%萎縮していました。

「前頭前野は犯罪抑制力にも関わる部位です。またダメージを受けるとうつ病の一種である気分障害という症状が出てきます」(友田さん)

また暴力をふるうような親同士の激しいけんかを頻繁に目の当たりにしてきたグループは、耳の上側にある視覚野という部位が平均6.1%萎縮していました。視覚的な記憶力や学習能力にマイナスの影響が出ていると考えられます。

「両親が暴力の応酬をしているところを見聞きするだけでも、子供の脳というのは影響を受けるということが明らかになったのです。」(友田さん)

脳は経験や学習によって必要な神経ネットワークを作ります。脳が萎縮している人は、このネットワークがうまく形成されなかったと考えられます。一方、不要になった神経ネットワークは刈り込まれることで情報処理の効率を高めています。この刈り込みがうまくいかないと脳が肥大してしまいます。

親から暴言を繰り返されたグループでは、聴覚野の一部が平均14%肥大していることが明らかになりました。

刈り込みが止まってしまった(=肥大した)部分は、神経シナプスが生い茂りヤブのような状態になっています。すると1つの刺激が周りの神経細胞にも伝わり、不必要な部分にまで興奮を引き起こしてしまうのです。

「聴覚野が肥大すると神経伝達の効率が低下してしまい、言葉の理解力、特に語彙理解力が落ちます。また大事な音や会話が聞こえなくなることから、対人関係に支障をきたしてしまうのです」(友田さん)


子どもに現れるさまざまな影響

友田さんらが行ったこの研究の被験者は、虐待に相当するレベルの厳しいマルトリートメントを受けた人たちです。では、ごく軽いマルトリートメントならば影響はないのでしょうか。

「1回軽くちょっとお尻をたたいたからと言って脳に影響が出るとは言えません。しかし、つい感情に任せて子どもを叩いたり怒鳴ったりすることが慢性的に続くと、脳にも影響が出てくる恐れがあります」(友田さん)

さらにマルトリートメントを受けている多くの子どもたちに共通の症状として友田さんが指摘するのが「愛着障害」です。

愛着障害とは養育者である親との心理的な絆(=愛着)が築けていない状態のときに出てくる症状。正常な愛着形成ができた子どもは外の世界に探索行動に出たとき、不安があるとすぐに「安全基地」である親の元に戻って不安をおさめ、再び外の世界に探索に出るというサイクルを繰り返しながら行動範囲を広げ、成長していきます。

しかし愛着形成ができていないと親が安全基地となり得ないため、子どもは不安を収めることができず、精神的に不安定な状態になってしまうのです。暴れる、問題行動を繰り返す、不安や感情をコントロールすることが苦手になるといった特徴があります。

友田さんの研究グループが健常な子どものグループと愛着障害と診断された子どものグループで脳の活動度を比較したところ、愛着障害グループでは「線条体」という部分の働きが極端に落ちていることが明らかになりました。

健常な子どもにご褒美を与えると、脳はそれに反応してドーパミンという伝達物質が放出され、線条体の活動が高まります(図の黄色の部分)。しかし愛着障害の子どもではそれが見られなかったのです。

「線条体の働きが落ちるとご褒美を感じにくくなったり意欲が出にくくなったり、また褒めてもなかなか響かないという特徴もあります。つまり成功体験が得られなくなってしまうのです」
(友田さん)


マルトリートメントが子どもに与えるマイナスの影響は、愛着障害だけではありません。

世界のさまざまな地域で行われた111の調査、16万人分のデータから体罰が子どもに与える影響を調べた研究では、「親子関係の悪化」「精神的な問題(悲しみ・恐れ・不安)」「反社会的な行動(いじめ・先生に反抗・うそ)」「強い攻撃性」の4つの項目すべてで望ましくない影響が出ることが分かりました。

「この結果から分かるように、体罰は“百害あって一利なし”なんです。体罰を受けたからこそ自分は立派な大人になったという方もいらっしゃいますが、一例だけではものは言えません。16万人分のデータを集めて再解析した結果、1個も望ましい影響がなかった。これが科学的な根拠です」(友田さん)

子どもの脳にさまざまなマイナスの影響を及ぼすマルトリートメント。そのとき脳の中では何が起きているのでしょうか。次の記事では、メカニズムを解き明かそうとする最新研究を紹介します。

【関連記事】

記事「脳はマルトリートメントの影響をどう受けるのか」
記事「見えてきた 子どもの脳を回復させる道筋」

この記事はサイエンスZERO 2021年7月11日(日) 放送
「“子どもの脳”を守れ 脳科学が子育てを変える」を基に作成しました。

情報は放送時点でのものです。

再放送は2021年7月17日(土)午前11時 Eテレ

番組HPはこちら

脳はマルトリートメントの影響をどう受けるのか

子どもの脳にさまざまなダメージを引き起こすマルトリートメント。そのとき脳の中では何が起きているのでしょうか。マウスを用いた細胞レベルでの最新研究によって、脳の神経回路や免疫機能の面からメカニズムの解明が始まっています。

ネグレクトが脳の神経回路に与える影響

奈良県立医科大学准教授で精神科医の牧之段学さんは、子どもの頃親からネグレクト(=育児放棄)を受けて育った人の診療を続けてきました。

ネグレクトを受けた経験のある人の中には、脳の前頭前野の機能が低下している人が多くいました。前頭前野は人や社会との関わりによって発達し、機能が高まることが分かっています。

牧之段さんはこの機能低下は、「ミエリン」が適切に形成されないからではないかと考えました。ミエリンとは神経細胞同士を結ぶ神経線維に巻き付く絶縁体です。
ミエリンが正常に巻き付いた線維では、電気信号がミエリンの間をとびとびで伝わるため、伝導速度が向上します。

しかしネグレクトによって人との関わりが少なくなるとミエリンが正常に形成されず、情報伝達のスピードがバラバラになることで様々な障害が出ることが考えられるのです。

この仮説を確かめるため、牧之段さんはマウスを用いてある実験を行いました。ネグレクトと似た状態を作るため、離乳したばかりのマウス1匹を仲間から2週間隔離。その後成長してから脳を観察したのです。

その結果、隔離されたマウスでは前頭前野のミエリンが薄く、正常に形成されていないことが分かりました。

さらに隔離されたマウスは行動面でも落ち着きがなく攻撃的になっていました。前頭前野の機能に障害が起きているためと牧之段さんは考えています。

人の場合も、同様にミエリンの形成が不十分になっているのではないか。牧之段さんはそう考え、次のステップとして人間の脳のミエリンの形成過程を調べ、最適な治療に結び付けようとしています。

「いつミエリン形成が活発になって、いつ神経活動がダイナミックに変化していくかについてのデータを集めて、最適な介入(治療)時期を選定したいと考えています」(牧之段さん)

強いストレスが脳の免疫細胞を過剰に活性化

一方、九州大学大学院准教授の加藤隆弘さんが注目したのは脳の免疫細胞「ミクログリア」。ミクログリアは脳に細菌などの異物が入ると直接食べたり、攻撃物質を出したりして排除する役割があります。

しかし強いストレスを受けるとミクログリアが過剰に活性化し、脳の正常な細胞まで攻撃することがあると考えられています。加藤さんらはマウスを2時間拘束してストレスを与え、その後のミクログリアの状態を調べました。
その結果、拘束されたマウスは、記憶をつかさどる「海馬(かいば)」で、ミクログリアの攻撃物質「TNF-α」の量が20倍近くも多くなっていたのです。

「認知症ではミクログリアが活性化することで脳の障害が徐々に起こり記憶障害になります。同様に幼い子どもでもストレスがかかるとそれがミクログリアを活性化させ、何らかの精神症状を起こしているのではないかと考えています」(加藤さん)

一方、ミクログリアはBDNF(脳由来神経栄養因子)という物質を出し、神経細胞を保護したり新たに作り出したりする別の役割も持っています。加藤さんはこうしたミクログリアの機能をいかし、治療に役立てる研究に挑んでいます。

「だっこされるようないい体験によって、ミクログリアからBDNFなどの神経新生物質が出ます。こうした物質によって脳を良い方向に持っていく“ミクログリア治療”というものが今後の精神疾患やトラウマ治療に非常に重要じゃないかと考えています」(加藤さん)

地道な基礎研究によってマルトリートメントを受けた脳の中で起こるミクロなメカニズムが少しずつ解明されつつあります。次の記事では、小児精神医学の治療現場から見えてきた、ダメージを受けた子どもの脳を回復させる道筋についてお伝えします。

【関連記事】

【特集】“子どもの脳”を守れ 脳科学が子育てを変える
記事「見えてきた 子どもの脳を回復させる道筋」

この記事はサイエンスZERO 2021年7月11日(日) 放送
「“子どもの脳”を守れ 脳科学が子育てを変える」を基に作成しました。

情報は放送時点でのものです。

再放送は2021年7月17日(土)午前11時 Eテレ

番組HPはこちら

見えてきた 子どもの脳を回復させる道筋

マルトリートメントが子どもの脳に与える深刻な影響が見えてきた一方、傷ついた子どもたちと向き合う医師たちは、子どもの脳はダメージを受けても回復可能であると訴えます。経験豊富な医師たちの言葉から、重要なポイントを探ります。

“虐待を受けたからといって終わりではない”

アメリカで40年以上、マルトリートメントによって傷ついた子どもたちの治療に取り組んできた精神科医のベッセル・ヴァンダーコークさん。

医学生だった時代「一度脳の機能にダメージを受けると治すことはできない」と教わりましたが、脳科学の研究が進むにつれ、それは間違いであったことを学んだと言います。

「虐待やネグレクトを受けたからといって一巻の終わりではありません。治療を重ねれば、ダメージを修復したりなかったことにできるのですから」(ヴァンダーコークさん)

心を込めた“だっこ”が大事

ヴァンダーコークさんが行う治療プログラムでは、“子どもが安心を感じられる体験を重ねること”を大事にしています。心地よい体験をすることが、脳の機能回復を助けると考えられるためです。

日本の小児精神医学に大きな影響を与えてきた医師の渡辺久子さんも、ヴァンダーコークさんと同じように「安心感」を与えることが傷ついた子どもの脳の回復に重要だと考えています。

「抱きしめられるときの安心感が子どもの脳と心と体の発達を活性化するのだと思うの。愛されている実感を記憶し、心身の機能を上げるためには心を込めただっこが大事だと思います」(渡辺さん)

同調する動きが脳の修復を助ける

もう一つ、ヴァンダーコークさんと渡辺さんが脳の神経ネットワークの再生を促進するのに有効だと考え、ともに治療に積極的に取り入れてきたのが、キャッチボールのような互いに呼吸を合わせる運動です。

「私たちが傷ついた子どもたちの治療で最初にするのは ボールを使った遊びです。それまで恐怖に体が固まっていてもボールで遊び始めると、自分が投げたボールを誰かが受け取ってくれることに喜びを感じ、リラックスして安心を感じるようになります」(ヴァンダーコークさん)

「子どもはこちらが“投げるよ”と言うと投げようとする意図を読みます。意図に集中してどの瞬間でボールが来るかということを読みながらキャッチする。その時キャッチするという動因を活性化しなければならない。投げてくる、それをキャッチするというやり取りの中で脳が活性化されていくわけ」(渡辺さん)

※動因:心理学で人間の行動をかりたてる内部の力を指す

虐待が子どもの脳に与える影響を調べている脳科学者で小児神経科医の友田明美さんも、傷ついた子どもたちの治療を重ねる中、二人と同様の経験をしてきました。

「親と子の関係性を上手に修復するためには同調する作業が大事なんですね。リズムを上手にシンクロさせる作業。治療の中で、キャッチボールだけでなくバドミントン、テニスなどをやっていただくということもしてきました。そういうことで親と子の心理的な絆が育まれていくんじゃないかと思います」(友田さん)

友田さんが見せてくれたのは愛着障害で診察室を訪れた子どもの脳画像。脳には回復の可能性があることを教えてくれると言います。

初診時はご褒美を感じ、意欲に関わる線条体の働きが極端に低下していましたが、7か月後には線条体の活動(黄色の部分)が戻ってきたのです。

「子どもの話を聞いてあげたり、親を褒める。こうした作業によって親が自信をもってわが子を褒めるようになり、線条体の一部の働きが戻ってきていることも見て取ることができました」(友田さん)

さまざまな研究や臨床の知見から見えてきたマルトリートメントと子どもの脳の関係。子どもの脳は傷つきやすい一方で、良い変化にもしっかり反応してくれることが分かってきました。

一方で友田さんはマルトリートメントの責任を親だけに押しつけるべきではないといいます。

「そもそも人間は、狩猟生活を送っていた太古の時代から共同して子どもを育ててきました。しかし核家族化が進んでいる今、“一人で完璧な子育てをしなければいけない”という迷信が広がっています。マルトリートメントを繰り返す親は頼れる人がおらず、相当ストレスをためていることが多い。早い時期にそのストレスに周りが気づき、サポートすることがとても大事です」(友田さん)

社会全体で子ども、そして子育てする親たちを支えるー。私たちひとりひとりにこうした意識が広がっていくことが、子どもたちをマルトリートメントから守り、健やかに成長させるために必要なことなのです。

【関連記事】

【特集】“子どもの脳”を守れ 脳科学が子育てを変える
記事「脳はマルトリートメントの影響をどう受けるのか」

この記事はサイエンスZERO 2021年7月11日(日) 放送
「“子どもの脳”を守れ 脳科学が子育てを変える」を基に作成しました。

情報は放送時点でのものです。

再放送は2021年7月17日(土)午前11時 Eテレ

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このブログの著者

counseling
 アロマセラピストとして、香りとともにタッチングセラピーの有効性を活かし、からだとこころとが「よくありたい」というお客さまの思いに的確にお応えてできるようにと思って参りました。  私自身が、うつ病や、家族についての悩みでカウンセリングを受けた時に、かえって傷つくこともありました。お客さまのこころのお悩みに対して、ちゃんとお役に立つカウンセリングを行えているのだろうか?と、振り返り、2013年から3年間カリフォルニアの臨床心理大学院の東京校で臨床心理を学びました。  こころのカウンセリングでは、アロマセラピーとは別に、総合的な臨床心理のアプローチでカウンセリングを行っています。 2016年 9月 米国臨床心理大学院日本校臨床心理修士修了(MA) 2019年 2月 公認心理師登録