あなたのトリートメントに「愛」はありますか?
目次
あなたのトリートメントに、「愛」は、ありますか?
おーっ、いきなりなんですのん?
そうですね。
「愛」の反対は「無関心」
オレンジブロッサムのハンドセラピストの講座では、
「人と関わるとき、どんな関わり方が良いのだろうか?」を学ぶ時間を取っています。
その中で、必ずお話ししていることの一つに、
表題にあるように、『愛』の反対はなんだろう?
そして、無関心ほど、生きる力を奪うものはないということ。
ハンドトリートメントでは、お客さま(受け手)と面と向かって位置し、
お客さまの手を自分の手で触れ、マッサージをします。
暖かく、そして毅然と受け入れる姿勢をお示しすることで、受け手も「この場で、ハンドマッサージを受けてみよう」と、思うし、「あーリラックスできたわ」と感じるわけです。
それで、ハンドトリートメントの手順にとどまらず、接する時の心のあり方として、お伝えしているのです。
トリートメントで「愛」を示すって?
お客さまの不調を改善して差し上げたい。
期待にお応えできるように努めるべく、状態を聞き取ったり、
姿勢や肌の状態を観察してトリートメントに入るわけです。
普段のいろいろな準備、環境整備ももちろん「愛」です。
さあ、トリートメント開始しました!
トリートメントの中では、どんな形で「愛」を届けられますか?
どうやって、伝えますか?
お客さまの「もっと強く」に応えることでしょうか?
私は、お客さまに、力加減について、施術中に伺うことはありませんし、強弱のご要望をおっしゃることもありません。
サロンのパート勤めをしていた頃でこそ、サロンのマニュアルに沿って「力加減は、いかがでしょうか?」と聞いたことはありますが。
エフェクティブタッチ®のトリートメントの、軽擦(エフルラージュ)が、深いリラクセーションと凝って縮んだ筋肉を緩めていくことについて、お客さまが、驚きをもって理解してくださっているところも大きいです。
もちろん、目的によっては、カラダの深いところにある筋肉に強い圧でピンポイントに施術することもありますし、その技術ももっと向上させていきたいと勉強中ではあります。
お客さまが「いやだ」と感じるエフルラージュとは
そんなお客さまが、期待を裏切られたと思われるエフェルラージュは、どういったものでしょうか?
一つは、手のひらの密着による心地よい圧ではなく、体重を乗せられた「重石」のような圧。
もう一つは、皮膚や身体を引っ張っていかれる感覚。これは、身体があって、その上を「広く大きな手」が包み込んで過ぎていく「肯定的」な感覚とは逆のものです。
お客さまは、信頼してくださっています
お客さまは、セラピストを信じてくださっているから、
まな板の上の鯉のように、お身体を預けてくださっています。
信頼に、期待に、お応えしたいですね。
まず、信頼してくださっていることに、敬意と感謝を。
正しいエフルラージュとは、身体という存在を、とことん肯定するタッチングなんですね。
どうすれば、できるのでしょう?
一つは、どこまで手のひらを自由に、あるいはニュートラルにできるか。手のひらのための重心を含む身体の使い方。
2つ目は、手のひらをセンサーにすることです。
「今ここ」で、たった一箇所お客さまと触れているこの手のひらで、「私は、あなた(身体)を、知りたいです」との思いで、皮膚、その下にある血管や筋肉まで感じ取るくらいの集中で、心も含めた集中で、感じ散ることです。
それには、正しいエフルラージュをしていないと、「情報収集」はできないのです。面白いくらいに、できません。
信頼に応えること、関心を示すことが「愛」では?
トリートメントで示す「愛」とは、
関心を示す=「今ここで、あなたを知りたいです」ということを体現することが、「愛」のような気がしているのです。
手のひらをセンサーにして。
身体のありのままを受け止める、軽すぎず重すぎず包み込むタッチ。
二つのこと、あなたはできていますか?
身体の使い方、手のひらをセンサーにすること、できていますか?
エフルラージュを、もっと向上させたい方のために、エフェクティブタッチ®の講座があります。
春先に、オレンジブロッサムで開講予定です。
詳しい日程は、決定次第お知らせしますが、ご希望の日時等ありましたら、それまででもお問い合わせください。
体験レッスン、もうすぐです。
1月27日(日)1day体験レッスン 受付中です。
オレンジブロッサム最新予約状況
トリートメント、教室、カウンセリング予約可能 | |
教室、カウンセリング予約可能 | |
教室開催日 |