天然の香り

よい香りをかぐと、リラックスしたり、幸せな気分になったり、その香りに懐かしさを感じたりします。

香りを感じる嗅覚は、五感の中でもいち早く脳に届き、また、生命維持や情動・記憶に関わる脳内の重要な機関に影響をもたらす感覚と言われています。ですから、香りは自律神経を整えたり意欲が湧いたり、昔の思い出をありありと蘇らせたりします。

しかし、最近は「香害」という言葉もよく耳にすることがあります。化学物質過敏症で物質の揮発成分が身体を刺激し日常生活支障をきたすということもおきています。

アロマセラピーで使う香りは「精油」とよばれ、それは原料植物の芳香成分を抽出したものです。
地球上に人類が誕生してから、植物の恩恵を受けて生きてきました。人びとは植物のもつ様々なちからを活かしその智慧を受け継いできました。

植物の香りを用いることもそのひとつです。

 

 

緊張とリラックス

 

 

 

 

 

触れること 手当て

アロマセラピートリートメントでは、整体や他の多くのボディーワークと違って、素肌にブレンドオイルを塗布し、素肌に触れてマッサージを行います。

これは、アロマセラピートリートメントが、短時間で深い深いリラックス状態に到達できる大きな要素です。

 

幼い時の記憶で、ありませんか?

転んで膝をぶつけた時に、年長さんに「いたいの,いたいの飛んでけ〜」と、膝をさすってもらったり、お腹が痛い時にお母さんに「ぽんぽん、痛いなぁ〜」と、お腹をさすってもらったら、なんか痛いのがマシになったような気がしたり。

それらは、まさに「手当て」ですね。

霊長類の赤ちゃんは、適度な温度・湿度・ミルク(食べ物)があっても、抱っこしてもらえないと生き延びることができないと言われています。

ハグされることが、とても大事なんですね。

哺乳類は、天敵に襲われ大ピンチ、命かけて逃げる、というような最大級のストレスがかかった時に何をするかというと、まずは、ぶるぶるっと、体を緩めます。そして仲間の元で、ペロペロとなめたり、毛を撫でたり、体を寄せ合いハグしたりします。
そうやってストレス状態によるダメージを回避解消していくのです。

ストレス社会と言われる、現代社会。

日本人は、擦れ合うのが苦手のようですが、心身の健康のためにも、必要なことだと思います。

「手当て」についての研究も進み、肌に触れることで、触れる方触れられる方の双方に、オキシトシンが分泌されることが言われています。

※オキシトシンは以前は出産ホルモンとして、メスの出産や母乳の分泌に関わるホルモンとされていましたが、メスの子育てや、雌雄両方においてコミュニケーションに関わるホルモンとして注目されています。(米国では、コミュニケーション能力を高めるサプリとして吸入式のオキシトシンサプリがよく売れているそうです。日本では未認可)