あなたの最高のサポーターは あなた自身

 

自分が本当にしてほしいことを、自分にしてあげていますか?

 

脱毛症ではなく、

抜毛症と呼ばれる症状があります。

 

無意識に、
自分で自分の髪の毛などを抜いてしまうのです。

 

ストレスが原因で起こる症状に
知らない間に、部分的に毛髪が無くなっている
「円形脱毛症」もあります。

 

抜毛症は、自分の手で抜いてしまうのです。

ある程度続くと、円形脱毛症のように地肌が見てわかる、

そういう、見た目の問題もありますが、

本人の悩みは、生活全般に及ぶことになります。

 

無意識に起こり

止めることができない

コントロール不能なことは、

とても苦しいことです。

 

… 振り返ってみて、自分がなぜ「抜毛症」になったのか?

 「わからない」と小林さんは言います。

 「家庭環境に原因がある」という人もいますが、

  小林さんの場合にはあてはまらないのです。

 

こんな言葉が、

ネットの新聞=女性を取材した記事に掲載されていました。

この女性は、

高校生の頃から10年近く抜毛症に悩まされ、

その当時もその後も、

重く人生にのしかかりました。

 

記事はこちら ↓↓↓
自ら毛を抜く「抜毛症」に陥った女子大生の壮絶
(自分を責め続け、気づけば入院する事態に)

 

 

 

 

ただのストレスでは無かった

 

最初は、

受験のストレスだと思って、

大学に合格したら治ると思っていたのです。

 

これはストレスではなくて

病気かも?

そう思って、精神科受診しました。

服薬を始めるも、症状は重くなり
そのうえ副作用もひどく

ついに大学を辞めることになってしまいました。

外出もままならなくなり、
できることが減っていく。

病気のことは周囲に話して、
みんな優しく、
そしてわかろうとしてくれる。

でも、

とてもとても不安な気持ちは、誰もわかってくれなかったと。

そして、

「いつか、明るいメッセージが送れる人になる」

心にそんな決意を持って、入院します。

 

 

入院生活を送る中で、

自分を見つめ直す作業
自分を認める作業を、じっくりと進めていき

試行錯誤を繰り返しながらも、

決意に向かって、
その後の人生を歩み続けています。

 

その彼女が自分自身を振り返って語る言葉は、

抜毛症や医者にかかった人でなくても

生きにくさを抱えている人に

共通するところが
多々あるように思います。

 

引用します。以下。

「“もっともっと頑張らないといけない”という気持ちがすごく強くて、
 ずっと自分のことを責めていました。

 本当は1人でいるのがすごく好きなのに、
 “もっと社交的じゃないといけない”と思ったりして、
 あるがままの自分を受け入れることができなかった。

 周りを整えることばかりに必死で、
 自分のことを置いてきぼりにしていたんです。

 『自分を大切にする』、なんてよく聞く言葉ですけれど、
 すごく大事だな、と思うようになりました。

 やっぱり『自分』なんですよね。

 ほかの誰でもなく、自分が自分の味方になってあげること。

 それしかないのかな、と思います」

 

最高のサポーターは あなた自身

あなた自身の最高のサポーター

それは、あなただということ。

 

どうして、自分が自分の味方になれなかったのか、

理由やきっかけがあったことでしょう。

自分のことを大切にしている大人のモデルを
見てこなかったのかも知れません。

無力な子どものあなたの
ありのまま慈しんでもらった体験が
乏しかったのかも知れません。

小さいのに自分の世話より
命を守ることに危機感をもっていたのかも知れません。

何かにつけ、
成果や結果がないと、
認めてもらえなかったのかも知れません。

そのことに気づいて、苦しんだこともあったでしょう。

 

 

 

自分の最高のサポーターになる

その手伝いを誰かに求めても良いと思います。

 

あなたの日々が、

暖かく柔らかでありますように。

 

 

 

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このブログの著者

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 アロマセラピストとして、香りとともにタッチングセラピーの有効性を活かし、からだとこころとが「よくありたい」というお客さまの思いに的確にお応えてできるようにと思って参りました。  私自身が、うつ病や、家族についての悩みでカウンセリングを受けた時に、かえって傷つくこともありました。お客さまのこころのお悩みに対して、ちゃんとお役に立つカウンセリングを行えているのだろうか?と、振り返り、2013年から3年間カリフォルニアの臨床心理大学院の東京校で臨床心理を学びました。  こころのカウンセリングでは、アロマセラピーとは別に、総合的な臨床心理のアプローチでカウンセリングを行っています。 2016年 9月 米国臨床心理大学院日本校臨床心理修士修了(MA) 2019年 2月 公認心理師登録