スペインの精油工場を訪ねる旅 その6-(1)

4日目  ムルシア〜精油所巡り〜

 

月曜日   精油所、農園、ワイナリー スペシャルなレストラン 濃厚すぎる 堪能

 

(iPadからなので、後日修正すると思いますが)

2018年6月11日

ムルシア  朝、出発までの時間に、ホテルのすぐ近くのスーパーに行ってみる。
(あとで、長男曰くドイツのスーパーだと言っていた)

店内には、ホテルの朝食では登場しないフレッシュな野菜がたくさんあって、

「スペイン人は、生野菜を食べないわけではないんやな〜」と安心する(なんでやねん)

 

出発したバスの車窓から。植生が南国っぽい。

さあ今日から、精油工場の見学〜

まず一社は、ドミニク氏が

「旧知の社長のところ」と、安心していたら、

なんと日本の香料会社の手に渡っていて、急遽、永井先生の人脈をたどってたどって

なんとか見学ができたところ。

 

そう、高砂香料 です。

 

ムルシア 高砂香料工場

 

正門のそばには、白い花と赤い実

 

古い方の蒸留装置が、6本並んだ煙突のように見えるもの。

最新の方が奥にあるもっと太くて高い煙突状に見える装置。

 

高くそびえる精油蒸留装置

 

警備員が居る通用門から案内され、

まずは、大きな荷物、手に持っているもの、通信機器などは、お預かり。

渡された不織布のキャップをかぶり、その上から赤いヘルメット。

そして、工事現場みたいな蛍光イエローに反射テープの付いたビブスを渡される。

緊急警報が発令されたら、自分たちが誘導するから従うように〜。

ひゃー、なんか一発「不穏なことはするな!」と かまされた感じ。

 

結構暑い。

ムルシアは、スペインで一番暑いと、日本人の技師さん。

いつもの年なら、この時期40℃くらいになっていて、今年は涼しいんだって。

英語で説明してくれる女性の方より、日本語頼りにこちらの方の側につく私。

 

確かに、ここは、化学工場。

頭の上をパイプラインが走る。

見学後、バスの中から撮影

 

ここでつくる香料の多くは、合成香料とのこと。

割合からすれば、天然香料は少ないというが、母数が大きいので〜〜。

 

とにかく、大掛かりで 大量に採油していることは分かる。

最新の、採油のキモともいえるフィルターを見せてもらう、

もちろん『ドントタッチ』

 

撮影できれば、この規模のでかさを写真で伝えることができたのですが、残念。

 

最新機器と、大量データ、そして技術員の勘、

それが、高品質の精油を安定的に供給している理由のようだ。

技術職には、アイデアをもって開発をする技師と

「勘」でもって、狙った通りに安定した品質の精油を採る技師と。

後者の方が、報酬のボリュームがでかいそうで。。。

 

香水会社で、社長よりも誰よりも、トップパヒューマーが断トツに高給というのと似てるかなぁ〜。

 

さあ、ネクスト工場!?

 

 

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このブログの著者

salon
精油の香りを嗅いだだけで、息をしているだけで、どうしてこんなに元気になるのだろう? これが、アロマセラピーとの出会いでした。 精油には自然の叡智が詰まっていて、今の時代の喧噪の中で、「ゆっくりと自分に向き合い時には自分を労り、時には微笑みを分け合いなさい」と教えてくれているようでした。 香りとともにタッチングセラピーの有効性を活かし、からだとこころとが「よくありたい」というお客さまの思いに的確に応えていきたい、と思っています。 もって産まれた五感・感性を生涯大切にして欲しく、「育む」活動もしています。 2007年から小・中・高校で「香育」を始め、その数は延べ約40校1600名になりました。 3年前からデイサービスでご高齢の方に毎月アロマ教室を行っています。 【プロフィール】 香りの教室&アロマセラピーサロン オレンジブロッサム代表 AEAJ認定教室「オレンジブロッサム香りの教室」主宰 米国臨床心理大学院日本校臨床心理修士修了(MA) 【資格】 公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)認定アロマセラピスト 公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ) 認定アロマテラピーインストラクター エフェクティブタッチ®認定 上級インストラクター

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フレグランスを使いこなせるようになったら素敵ですね。

毎月一つ、香水教室に通って香水を作ること約9年。
そこで得たり感じたりした香りや香水についてのいろいろを、少しづつお伝えします。

お伝えする内容は
 (1)香水の扱い方、歴史などミニ知識

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月2回ほど、毎回、(1)と (2)or(3)について綴ってまいります。