しまった! 菖蒲湯のことを書いたので。

菖蒲湯のショウブは、こっちじゃない

 

今年、「立夏」は明日5月6日

24節季でお送りしているメルマガ、〜香りを上手に纏えたら〜。

明日が立夏、明日配信予定でした。

立夏は、今年は5月6日。

5月5日の年が多いのだけれど。。

明日、配信予定。。。。で、ふと気がついた。

 

菖蒲湯のことを書いているから、今日でなくちゃ!

立夏と端午の節句は、例年なら同じ5月5日。

そのつもりで、菖蒲や菖蒲湯のことを書いておりました。

 

のんびりと、いい湯だな〜って感じ

 

 

でも、菖蒲湯をするとしたら、今夜だよね。

 

こちらで、フライング、発信

だから、こちら、オレンジブロッサムのホームページから発信します。

 

 

〜香りを上手に纏えたら〜

こんにちは
オレンジブロッサムのひろなかです。

〜香りを上手に纏えたら〜

フレグランスを使いこなせるようになったら素敵ですね。

香りや香水についてのいろいろを、少しづつお伝えします。

毎回、香水ミニ知識(香水の扱い方、歴史など)や、
トリートメントご来店時のプレゼント香水のミニ解説、
あるいは、季節の香り について綴ってまいります。

 

それでは、第14回【立夏】を、お届けします。

 

∋∵∈【季節の香り】∋∵∈‥∋∵∈‥Orange blossom‥∋∵∈‥∋∵∈‥∋∵∈‥∋∵∈

 

立夏は、5月5日の年が多いですが、今年は5月6日。(夏至も、例年と1日ずれて6月22日です)

暦の上では、今日から夏の始まりです。

実際でも、日差しの強さや気温など、「初夏」ですね。

 

5月5日と言えば「端午の節句」

粽 柏餅 菖蒲湯。。。
。。菖蒲湯の「菖蒲」は、おなじみの花を楽しむ花菖蒲(アヤメ科)では無く、

Acorus calamus var. asiaticus「ショウブ科」の多年草の菖蒲を使います。
※サトイモ科に分類されることもある。

「におい菖蒲」とも呼ばれます。

葉は剣状で良く似ていますし、水辺や沼に生えているのも似ていますが、

花は薄緑色の小さな花が集まって蒲の穂のようなカタチです。

 

漢方薬にも使われていて、精油成分(アサロンやオイゲノールなど)を含んでいます。

 

菖蒲湯にするときには、根元のピンク色のところ、必ず使ってくださいね。
そこは特にたくさん精油成分を含んでいます。

 

アロマセラピーに興味をお持ちの方は、「イリス」といえば、ピンと来るかもしれません。
イリスは、におい菖蒲の根っこから摂れる精油です。

学名は「Iris pallida 」ニオイアヤメ、アヤメ科、となっていますので、
これは日本のアヤメとは違い根っこに精油成分を含んでいるものなのでしょう。

古典的な香水には、ベースノートにこのイリスが使われていますが、
イリスの精油は大変高価ですので、現在、香水に使われるのは、ほとんど合成でのイリス香料です。

イリスの香り自体は、所謂いい香りではありませんが、
ミドルノート(特にローズ)の香りをうんと引き立てます。

 

 

【香水 ミニ解説】vol.12

∋∵∈【香水 ミニ解説】vol.12∋∵∈‥∋∵∈‥orangeblossom‥∋∵∈‥∋∵∈‥∋∵∈

 

5月初旬ころ(予定)のプレゼントの香水 vol.12[フルーティー フローラル]について

ちょっと解説いたします。

 

今回は、ウフフです。

??

甘い香りなんです。

イヴ サンローランの「ベビードール」を彷彿とさせる感じに仕上がっています。

香りの中心となるミドルノートには、ローズ、ジャスミン、ミューゲ(すずらん)の、
3大フローラルが使われますが、今回のものには、
もうローズがで〜んとメインに使われています。

トップのが過ぎ去ったあと、上品なフルーティー感、そして薔薇、
最後に甘過ぎないベースノートと続いていきます。

そうです、ベースノートにはもちろんイリス(におい菖蒲・合成)が使われています。

 

少量を、膝より下のお肌に直接つけてお使いください。

 

 

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メルマガには書いていないお話を、ちょっと

菖蒲湯は、中国から伝わり、薬用効果もあって古くから宮中行事に取り入れられていたそうです。

 

しかしなぜに、端午の節句に?

諸説有りまして。。

武士の世に、

(1) 先ず、語呂合わせで「菖蒲」=「勝負」説

(2) それから、葉のカタチが刀に似ている説

(3) そして、におい菖蒲の花のカタチが、蒲の穂の様で、

それが、男の子のその部分に似ているから説

う〜ん、どれだろう。

ウィキペディアの「ショウブ」はこちら

重井薬用植物園HPから

もうひとつ、おまけに

ウィキペディアの「ハナショウブ」はこちら

 

菖蒲湯の作り方

菖蒲湯、入りたくなりました。

今から買いに行っても、売ってるかしら?

お風呂には、いつもより熱めのお湯を入れてふたをして、

しばらく抽出すると良いそうですよ。

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このブログの著者

salon
精油の香りを嗅いだだけで、息をしているだけで、どうしてこんなに元気になるのだろう? これが、アロマセラピーとの出会いでした。 精油には自然の叡智が詰まっていて、今の時代の喧噪の中で、「ゆっくりと自分に向き合い時には自分を労り、時には微笑みを分け合いなさい」と教えてくれているようでした。 香りとともにタッチングセラピーの有効性を活かし、からだとこころとが「よくありたい」というお客さまの思いに的確に応えていきたい、と思っています。 もって産まれた五感・感性を生涯大切にして欲しく、「育む」活動もしています。 2007年から小・中・高校で「香育」を始め、その数は延べ約40校1600名になりました。 3年前からデイサービスでご高齢の方に毎月アロマ教室を行っています。 【プロフィール】 香りの教室&アロマセラピーサロン オレンジブロッサム代表 AEAJ認定教室「オレンジブロッサム香りの教室」主宰 米国臨床心理大学院日本校臨床心理修士修了(MA) 【資格】 公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)認定アロマセラピスト 公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ) 認定アロマテラピーインストラクター エフェクティブタッチ®認定 上級インストラクター

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フレグランスを使いこなせるようになったら素敵ですね。

毎月一つ、香水教室に通って香水を作ること約9年。
そこで得たり感じたりした香りや香水についてのいろいろを、少しづつお伝えします。

お伝えする内容は
 (1)香水の扱い方、歴史などミニ知識

 (2)季節の香り
 (3)プレゼントした香水のミニ解説

月2回ほど、毎回、(1)と (2)or(3)について綴ってまいります。